おはようございます!
「メイシーちゃんと本」に遊びにきてくださって、ありがとうございます。
このブログでは、本や映画、音楽などを素敵な言葉を取り上げて紹介しています。
今回は本の紹介をします!
女優、エッセイストとして活躍されている小林聡美さんのエッセイ『ワタシは最高にツイている』を先日、再読したのですが、最高に面白くて元気になれる要素満載だったので、みなさんに是非、おすすめしたいです。
本を読み終えたら、毎日の何気ない暮らしがきっと違って見えるはず!
どうぞ、最後までおつきあいください!
ワタシは最高にツイている
著者名:小林聡美
発行日:2010年
出版社:幻冬舎文庫
おすすめポイント
日常を楽しく、面白くする考え方
小林聡美さんの何でも楽しく、面白くしてしまう視点や考え方が最高に素敵。
例えば、タイトルにもなっている「ワタシは最高にツイている」の冒頭はこんな風に始まります。
一体なにがそうさせたのか。
気がつくと、本屋のレジで会計をすませ、買った本を胸にそそくさと家路につくワタシであった。
居間のテーブルの上で袋から取り出された本は、『愛されてお金持ちになる魔法のカラダ』という、恐ろしくも恥じらいのないタイトルの、いわゆる自己啓発本である。
『ワタシは最高にツイている』
始まりの数行を読んだだけで、すでに楽しい気持ちになりますよね。
この後の展開も笑いなしでは読めません…!
「小林聡美さんの日々って笑いばかりで楽しそうだな~」と思って読み進めていましたが、よくよく取り上げられている内容を見てみると、ホラー映画やカラオケ、ゲーム、園芸、愛犬との暮らし…と私たちの生活にもあるようなものばかり!
とすると、小林聡美さんの視点にこそ、毎日を楽しくする秘訣が隠れているのです。
楽しいことや嬉しいことがあったら思いっきり浸って、悔しいことや自己嫌悪になりそうなことが起こったら、面白くツッコんで深刻な雰囲気にしない。
この本を通して、毎日を楽しく暮らせるかは自分次第だと改めて実感しました。
小林聡美さん精神を持って日々を豊かにしていきましょう!!
飾らない自分で生きる心地よさ
小林聡美さんのかっこつけすぎず、自然体で暮らしているところも是非とも見習いたいところ。
「やってみたい!」「楽しそう!」に敏感で、すぐに飛び込んでいく行動力はすごい!
自分を過大評価しすぎず、自分が心地よいと思えるものを選ぶのは簡単なようで難しいこと。
小林聡美さんを見ているとそうすることがとても簡単で、楽しそうに思えるから不思議です。
無理をしすぎない、ありのままの自分を少しずつアップデートしていけるようになりたいと感じます。
素敵な言葉たち
こんなに緊張して、疲れて、忙しくて、心細くて、なんだかエラいことになりながら、なぜに舞台に立つのか。なぜなんでしょうねえ。よくわからないが、なんだか、ワタシのやらなばならないコト、のような気がするのである。
代り映えのしない毎日をつつましやかに送っている犬や猫たちを見ると、まぁ、ニンゲン生活も、こんなものだなぁ、と気がつくのである。ほんのたまに、ちょっとうれしいことに出くわす。そういうことなのだなー、と。
おわりに
小林聡美さんのエッセイを読んだのは初めてだったのですが、これから少しずつ読破していきたいと思います。
全部読み終わる頃には、物事を面白く楽しく見ることができる視点を手に入れているかも…!!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、次の記事でお会いしましょう!